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Beth playing a few bars from Robert Schuman’s Scenes from Childhood felt like Greta Gerwig’s homage to Gillian Armstrong’s turn with Little Women. Hard to believe it’s been 40 years since Sybilla played those notes in My Brilliant Career.

— Paula Becker (@PaulaBeckerNow) 2019年12月27日

In #LittleWomen Beth plays Schumann's Scenes from Childhood, which is the main theme of My Brilliant Career, another autobiographical story of a strong-willed female writer. I think it's a musical homage to Gillian Armstrong's own brilliant career! @LWLies https://t.co/6zQJazcNv3

— Laura Venning (@laura_venning) 2019年12月27日

グレタ・ガーウィグの『ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語』におけるジリアン・アームストロングの『わが青春の輝き』へのオマージュについては私以外にも指摘している人が何人かいますね。

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上記のアマゾンのレビューでもマフスの『No Holiday』がアウトテイク／未発表曲集であるかのような書かれ方がされてるけれど、ロニーは「このアルバムがアウトテイク集であるかのように書かれた記事が出て僕とロイは怒り狂った。なぜなら大半の曲はこのアルバムの為に書かれたものだからだ（And then articles started coming out referring to it as an album of ‘outtakes.’ Me and Roy were going crazy with that, because most of these songs were written for this record.）」とまで語ってるんだから覚悟しとけよ。私の検証記事でも過去の録音曲は18曲中6曲のみであることが証明されています。また、ロニーによる全曲解説でも「“1991年から2017年に書かれた曲を集めたアルバム”というプレスリリースが出ているけれど、それは「On My Own」が1991年に書かれた曲だからであって、それ以外は全て最近の曲である」ってきちんとした説明がなされてるじゃんか（このことからも、「That's For Me」を除く過去の録音曲はおそらく全て『Whoop Dee Doo』期に録音されたものであることが推測できる。「That's For Me」はマフスの公式サイトで2003年からフリー・ダウンロードできた「Feel It」が改題されているだけなので）。

『No Holiday』のラストを飾る「Sky」があのような素朴な仕上がりなのは、キムは姪っ子や甥っ子達の為に（妹のクリステンと共に）子供向けのポップ・ソング集を作ることを計画していて、同曲はその為に書かれたナンバーだったから。というようなことまでロニーが全曲解説で説明してるんだから、まずはそれをちゃんと聞いとけっつー話だよな。キムの死を悲しんでるフリしてデタラメを垂れ流してる奴は典型的な偽善者だから気をつけた方がいい。

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1994年版の『若草物語』はプロデューサーから監督のジリアン・アームストロングに対する「また『わが青春の輝き』のような映画を撮ってほしい」という要望によって製作され、監督自身も「1994年版の『若草物語』は『わが青春の輝き』のリメイクのつもりで撮った」と語っている。そしてグレタ・ガーウィグの『ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語』において『わが青春の輝き』のテーマ曲であったシューマンの「子供の情景」が使われているのは、『わたしの若草物語』がどのような系譜の末裔なのかを指し示している一つの証左ではないかと思います。

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私がマフスの『No Holiday』を1位にしたのは、これが驚異的なパワー・ポップの傑作であるのみならず、絶望に直面した際における人間の不屈の精神を記録した最良のドキュメントでもあるからだ。

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2019年の好きな音楽ベスト20です。ナードマグネットの新作が出た辺りから改めてギター・ロックを聴くのが楽しくなってきて、マフスの新作もフーの新作もスピッツの新作も新鮮な気持ちで聴くことができました。スピッツの『見っけ』はスピッツ版『Who's Next』的なアルバムで、『ハヤブサ』以来の会心作だと思った。草野マサムネ氏がラジオでマフス特集をやってくれたのも嬉しかったす。シグリッドは映画『イントゥ・ザ・スカイ ～気球で未来を変えたふたり～』の主題歌「Home To You」も素晴らしかった。
 

01.The Muffs/No Holiday

02.Sigrid/Sucker Punch

03.kamui/I am Special

04.MUDOLLY RANGERS/MUDOLLY RANGERS

05.K.Flay/Solutions

06.田島ハルコ/kawaiiresist

07.ナードマグネット/透明になったあなたへ

08.Tessa Violet/Bad Ideas

09.LEX/LEX DAY GAMES 4

10.The Who/Who

11.スピッツ/見っけ

12.Miley Cyrus/She Is Coming

13.なみちえ/毎日来日

14.100 Gecs/1000 Gecs

15.Denzel Curry/ZUU

16.Sleeper/The Modern Age

17.METEOR & CHIN-HURTZ/喰う寝る飲む出す

18.Young Thug/So Much Fun

19.Doja Cat/Hot Pink

20.Rex Orange County/Pony

「感傷に耽るのは時間の無駄／そんなことしたって何も解決しない／涙をふくの だって泣きたくないから／少なくとも今夜は泣きたい気分なんかじゃない（Wallowing in it would be such a waste/That isn't gonna fix it anyway/I dry my eyes 'cause I don't feel like crying/At least tonight I don't feel like crying）」

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2020年最初の衝撃はモータウンの歴史を追ったドキュメンタリー映画『Hitsville: The Making of Motown』のサウンドトラック。お馴染みのモータウンのヒット曲集のコンピレーションになっているんだが、デジタルリマスターが出色の出来。初期モータウンに対するイメージが塗り替わるレベルのド迫力サウンド。ベースの鳴りが段違いです。マジでビビるで。「恋はあせらず」がこんなにもハード・ドライヴィングな曲だったなんて！ 映画の方も早く観たい！