2019年1月20日(日)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.3」を開催します。上映作品はブライアン・クラーノの『バッグ・オブ・ハンマーズ』(日本初上映)とケン・ローチの『ブレッド&ローズ』(待望の再上映)の2本立てです。前売チケットはPeatixで販売中です


2019年4月7日(日)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.4」を開催します。上映作品は『ニュー・カントリー』と『リリア 4-ever』のルーカス・ムーディソン2本立てです。前売チケットはPeatixで販売中です


「ダム・インク(Dumb Inc.)」名義での活動も。
バンドキャンプで「隣り合わせ」や「」といった曲などが試聴&フリーダウンロードできます。SoundCloudもあります。


★★★★★=すばらしい ★★★★=とてもおもしろい ★★★=おもしろい ★★=つまらない ★=どうしようもない

映画『Ideal Home』(監督:アンドリュー・フレミング)観賞。★★★★。 『ザ・クラフト』に『キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!』に『セイブ・ザ・ワールド 』に『美少女探偵ナンシー・ドリュー 』と、役者のチャームを引き出すのがに異常に上手い…

映画『Skate Kitchen』(監督:クリスタル・モゼル)観賞。★★★★。 ニューヨークのスケーターの少女達の日常を描いた『ロード・オブ・ドッグタウン』+『アメリカン・ハニー』+『ガールフッド』といった感じの青春映画。タイトルは本作の主演に起用された実…

映画『Juliet, Naked』(監督:ジェシー・ペレッツ)観賞。★★★。 倦怠期の夫婦の下に隠遁生活を送っていた伝説的なロック・ミュージシャンが現れて…というニック・ホーンビィ原作の最新映画化作品。タイトルの『Juliet, Naked』とは何のことかと思ったらビー…

映画『London Town』(監督:デリック・ボルテ)観賞。★★★。 『London Calling』前夜の1978年のロンドンを舞台に、15歳の少年がクラッシュと出会って人生が変わる話。基となった脚本を書いたのは、『奇跡のシンフォニー』の監督であり、『イン・アメリカ/三…

映画『Hearts Beat Loud』(監督:ブレット・ヘイリー)観賞。★★★★。 モロに『はじまりのうた』の柳の下のドジョウを狙った内容なんだが、あの映画の続きの世界、つまり1クリックで世界中に自分達の音楽を発信できるようになった時代の「宅録映画」としてな…

映画『マタンギ /マヤ/M.I.A.」』(監督:スティーブ・ラブリッジ)観賞。★★★。 イメージフォーラム・フェスティバル2018で上映されたM.I.A.のドキュメンタリー。おいらがM.I.A.という人を知ったのはエラスティカのアートワークやPVを手掛けている人、とい…

映画『Overboard』(監督:ロブ・グリーンバーグ)観賞。★★★★★。 超(出来の良い)ハッピー・マディソン風映画だった! ゴールディ・ホーン&カート・ラッセル主演の『潮風のいたずら』の男女逆転版リメイクだが(いちおう『潮風のいたずら』の30年後という…

映画『A Quiet Place』(監督:ジョン・クラシンスキー)観賞。★★★。 映画製作者として現在もっとも「アメリカ映画の良心」を体現しているジョン・クラシンスキーの最新監督作。前作『最高の家族の見つけかた』(傑作)と同じように「親と子の物語」であると…

映画『セットアップ ウソつきは恋のはじまり』(監督:クレア・スキャンロン)観賞。★★★★。 『エブリバディ・ウォンツ・サム!!』に出演していたゾーイ・ドゥイッチ&グレン・パウエルの再タッグ作品。本作の脚本家であるケイティ・シルバーマンは『キューテ…

映画『Lost In London』(監督:ウディ・ハレルソン)観賞。★★★。 ウディ・ハレルソンの監督・脚本・主演による世界初の「生放送映画」。もちろん、初期のテレビドラマは(舞台中継の延長線上にある)生放送が大半であり、映画館においても舞台中継のライブ…

映画『Urban Hymn』(監督:マイケル・ケイトン=ジョーンズ)観賞。★★★★。 『ルワンダの涙』という傑作を撮ったにも関わらず、その直後に撮った『氷の微笑2』が大コケしてしまった為に映画業界から干されてしまったマイケル・ケイトン=ジョーンズの起死回…

映画『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』(監督:クレイグ・ギレスピー)観賞。★★★★★。 てっきり今年のアカデミー賞の作品賞にノミネートされていたものと勘違いしてたんだけど、主演女優賞/助演女優賞/ 編集賞の3部門のみでのノミネートだったのか…

映画『私とあなたのオープンな関係』(監督:ドレイク・ドレマス)観賞。★★★★。 『今日、キミに会えたら』の変奏曲のようなドレイク・ドレマスの最新作。さすがに上手いんだが、物語上の「障壁」が『今日、キミに会えたら』では外的な原因だったのに対して、…

映画『Happy Death Day』(監督:クリストファー・ランドン)観賞。★★★★★。 何者かに自分が惨殺されるという悪夢の誕生日が延々と繰り返される無間地獄を描いたループ・ネタのホラー・コメディ。もちろん殺人犯探しが物語の主眼になってくるわけだが、ループ…

2017年の映画ベスト10です。 01.『マッド・メアリー』(ダレン・ソーントン) 02.『キミとボクの距離』(ピーター・チェルソム) 03.『イーストサイド・寿司』(アンソニー・ルセロ) 04.『マイティ・ソー バトルロイヤル』(タイカ・ワイティティ) 05.『Am…

映画『Jalla! Jalla!』(監督:ジョセフ・ファレス)観賞。★★★★。 ルーカス・ムーディソンは20年以上に及ぶ映画人としてのキャリアがありながらも、自身の監督作/脚本作でプロデューサーを兼任したことは一度もない。というか、そもそもプロデューサーを務…

映画『The Glass Castle』(監督:デスティン・ダニエル・クレットン)観賞。★★★。 というわけで「あんまり幸せじゃなかった子供時代」映画として『サンドイッチの年』のような傑作になり損なっているのが『ショート・ターム』の監督・主演コンビが再タッグ…

映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』(監督:タイカ・ワイティティ)観賞。★★★★★。 6年前のオフ会でタイカ・ワイティティの長編映画デビュー作『Eagle vs Shark』を特集したぐらいには彼のことが好きなので初日に観に行ってきた。とにかく本作でレッド・…

映画『The Little Hours』(監督&脚本:ジェフ・ベイナ)観賞。★★。 『ライフ・アフター・ベス』『ジョシーとさよならの週末』の監督・出演陣が再び集結。なんとこれ、『デカメロン』の映画化である。しかも意外と原作に忠実な艶笑コメディ。そして、笑いも…

映画『イーストサイド・寿司』(監督:アンソニー・ルセロ)観賞。★★★★★。 オークランドの寿司レストランで働くことになったメキシコ移民のシングルマザーが、寿司職人を目指して奮闘する物語。本作は決して「日本すごい」といった内容ではなくて、むしろ日…

映画『ヴァーサス/ケン・ローチ映画と人生』(監督:ルイーズ・オズモンド)観賞。★★★★。 「人と人とのシンプルなつながりと共に人間を撮る。人々の暮らしについての映画を作るなら政治は不可欠だ」 『わたしは、ダニエル・ブレイク』に至るまでのケン・ロ…

映画『Some Freaks』(監督:イアン・マカリスター・マクドナルド 製作総指揮:ニール・ラビュート)観賞。★★★★★。 片眼の少年とプラスサイズの女の子の恋の行方。今の時代に青春学園映画を作るのであれば、いわゆる「スクールカースト」のようなステレオタ…

映画『Kung Fu Yoga』(監督:スタンリー・トン)観賞。★★★。 劇中で明言されることはないものの、登場人物の名前や設定からも分かるように、本作は(スタンリー・トン×ジャッキー・チェンの前作である)『THE MYTH 神話』の続編なのだった。プリンセス・ノ…

映画『キミとボクの距離』(監督:ピーター・チェルソム)観賞。★★★★★。 これは傑作。なんだかセカイ系みたいな邦題だが、実際のところは「Girl From Mars」ならぬ「Boy From Mars」な(NASAが秘密裏に育てていた)火星生まれの少年(エイサ・バターフィール…

映画『SLAM/スラム』(監督:アンドレア・モライヨーリ)観賞。★★★。 ニック・ホーンビィの『ガツン!』を、パオロ・ヴィルズィの座付き作家であるフランチェスコ・ブルーニの脚本で映画化。16歳の子供(主人公)がCSSを聴いていて、32歳の母親がブリーダー…

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』(監督:ヨン・サンホ)観賞。★★★★。 中盤と後半の駅での逃走劇は最高。でもドラマ部分は妙に感傷的でつまらない。というか、そもそもゾンビという存在自体が「死」を「死」として割り切ることができない人間の感傷…

映画『ベリー・ビッグ・ショット』(監督:ミル=ジャン・ボウ・チャーヤ)観賞。★★★★。 麻薬の密輸を目論む三兄弟が、その隠れ蓑として映画の撮影隊を結成するが…という『アルゴ』meets『プロデューサーズ』な2016年度アカデミー外国語映画賞のレバノン代表…

映画『Tom Petty And The Heartbreakers: Runnin' Down A Dream』(監督:ピーター・ボグダノヴィッチ)観賞。★★★★。 ピーター・ボグダノヴィッチってあまり「ロックの人」という印象がないんだが、よくよく考えたら1939年生まれだから、スコセッシよりも3歳…

映画『Brotherhood』(監督:ノエル・クラーク)観賞。★★★。 ノエル・クラークのライフワークである「Hood」シリーズ第3弾にして完結編。ただし、やっていることは前作『Adulthood』と同様に『Kidulthood』の後始末、しかも前2作でのキーパーソンであったア…

映画『スロベニアの娼婦』(監督:ダムヤン・コゾレ)観賞。★★★★。 EUの発足により拡大したヨーロッパにおける搾取の構造と経済格差。「だったら自分の体を使ってでもそれを奪い返してやる」とばかりに、女子大生である主人公は娼婦としての仕事を始めるわけ…