
Sasami/Blood On The Silver Screen
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リンダ・リンダズも「Not The Time」のPVに出演していたインディー・ロックな1stアルバム『Sasami』、ダニエル・ジョンストンの「Sorry Entertainer」のカヴァーを含むメタル化した2ndアルバム『Squeeze』と来て、3年ぶりのアルバムとなる本作は徹底的にポップに振り切った傑作となった。どうやら前作のツアーで(無理にメタル化したせいで)喉を痛めてしまったようで、その反動もあってか本作ではソングライティングに注力。オーセンティックなシンガー・ソングライターとしての魅力を活かしつつも間口を最大限に広げた作りは、リズ・フェアの2003年の傑作『Liz Phair』に通じるものを感じる。プロデューサーとして元ヴァンパイア・ウィークエンドのロスタム・バトマングリと、テイク・ザットやカイリー・ミノーグなどを手掛けているジェニファー・デシルヴィオが携わっているんだが、この両者の組み合わせも、マイケル・ペンとザ・マトリックスのプロデュースを巧みに使い分けていた『Liz Phair』と似通っているといえよう。なお、ロスタムとの繋がりもあって本作にはクレイロがゲスト参加している。

2026年4月18日(土)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.34」を開催します。今回はライヴ映画2本立てということで、オーストラリア映画界おける女性活躍の道を切り開いたジリアン・アームストロングが手掛けたロック・ミュージカル『スターストラック/わたしがアイドル!』と、マイク・バービグリアのスタンダップ・コメディアンとしての最高傑作『マイ・ガールフレンズ・ボーイフレンド』を上映いたします。前売チケットはPeatixで販売中です。
2026年7月4日(土)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.35」を開催します。今回は恋愛映画2本立てということで、ウィリアムズ症候群の女性の恋と成長を描いたカナダ映画の傑作『ガブリエル』を、2本目は2017年のレインボー・リール東京で上映されて好評を博したアイルランド映画の傑作『マッド・メアリー』を上映いたします。前売チケットはPeatixで販売中です。
過去に開催したサム・フリークスの一覧はこちらです。
マフスのキム・シャタックの追悼記事をローリングストーン ジャパンに執筆しました。マフスのキャリアを一望できるプレイリストも作ってみました。
ローリングストーン ジャパンでリンダ・リンダズにインタビューしました。アルバム『Growing Up』発表時とSUMMER SONIC 2022での来日時、2024年の来日時です。
ローリングストーン ジャパンでシグリッドにインタビューしました。2023年5月の初来日時と超傑作の3rdアルバムのリリース時です。
メアリー・ルー・ロードの「Lights Are Changing」のオリジナルなどで知られるべヴィス・フロンドのポップな楽曲のみを集めたベスト・アルバム的プレイリスト『Pop Essentials of The Bevis Frond』を作成しました。
サム・フリークスの場内BGMのプレイリストを作成しました。毎回上映作品と絡めた選曲をしています(最新のものに随時更新していきます)。
「ダム・インク(Dumb Inc.)」名義での活動も。
バンドキャンプで「隣り合わせ」や「朝」といった曲などが試聴&フリーダウンロードできます。SoundCloudもあります。
★★★★★=すばらしい ★★★★=とてもおもしろい ★★★=おもしろい ★★=つまらない ★=どうしようもない