2020年5月23日(土)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.8」を開催します。ジョージ・エリオットの名作小説『サイラス・マーナー』を映画化したスティーヴ・マーティン脚本・主演の傑作『パパとマチルダ』と、プラスサイズの女の子が頑張ったり頑張らなかったりするカナダ版『オッス! トン子ちゃん』というべき青春映画の傑作『少女ジュリエット』の2本立てです。前売チケットはPeatixで販売中です


マフスのキム・シャタックの追悼記事をローリングストーン ジャパンに執筆しました


「ダム・インク(Dumb Inc.)」名義での活動も。
バンドキャンプで「隣り合わせ」や「」といった曲などが試聴&フリーダウンロードできます。SoundCloudもあります。


★★★★★=すばらしい ★★★★=とてもおもしろい ★★★=おもしろい ★★=つまらない ★=どうしようもない

2019年の好きな音楽ベスト20です。ナードマグネットの新作が出た辺りから改めてギター・ロックを聴くのが楽しくなってきて、マフスの新作もフーの新作もスピッツの新作も新鮮な気持ちで聴くことができました。スピッツの『見っけ』はスピッツ版『Who's Next…

MUDOLLY RANGERS/MUDOLLY RANGERS★★★★★KamuiがTohiji主催のイベント「Platina Ade」に出演した際に出会ったラッパー達と結成した新ユニットのデビューEP。今後彼等がどういう風に活動していくのかは分からないが、あくまでもKamuiを中心とした不定形ユニット…

The Who/Who★★★★★前作『Endless Wire』はドラムが打ち込みだったりピート・タウンゼント自身がドラムを叩いている楽曲が約半数を占めていたこともあって、フーのアルバムを聴いているというよりは、ピートのデモ音源集である『Scoop』シリーズを聴いているよ…

Tessa Violet/Bad Ideas★★★★★歌にトラップ的な譜割りを取り入れた「Crush」がヒットしたテッサ・ヴァイオレットの新作はビリー・アイリッシュの廉価版のような内容になっていた。パワーポップの名曲「Not Over You」が収録されていた前作『Halloway』までは…

Redd Kross/Beyond The Door★★★★ヘンリー・マンシーニの「The Party」のカヴァーで始まってスパークスの「When Do I Get To Sing "My Way"」のカヴァーで終わるアルバムというインフォメーションだけだと、近年リイシューされた『Teen Babes From Monsanto』…

The Coolies/Uh Oh! It's...The Coolies★★★★再結成パンドラスは故ポーラ・ピアースに仁義を切る形で過去にポーラ・ピアースが書いた曲とカヴァーしか演奏しないので、キムとメラニーのマフス組はオリジナル曲を演りたくなったのだろう。クーリーズはこの2人…

K.Flay/Solutions ★★★★★ 前作『Every Where Is Some Where』がグラミー賞にもノミネートされたKフレイの3rdフル・アルバム。リズ・フェアなどから影響を受けたオーセンティックなシンガー・ソングライターとしての資質を活かしながらヒップホップをやり続け…

2019年上半期の音楽ベスト10です。LEXの「STREET FIGHTER 888」はマジで名曲! 01.Sigrid/Sucker Punch 02.kamui/I am Special 03.Miley Cyrus/She Is Coming 04.100 Gecs/1000 Gecs 05.ナードマグネット/透明になったあなたへ 06.LEX/LEX DAY GAMES 4 07.Sl…

ナードマグネット/透明になったあなたへ★★★★★この作品についてはローリングストーン ジャパンでレビューを書きましたので、そちらをお読みくださいませ。須田亮太さんの私生活を切り売りすることによって記事をでっち上げていますので、須田さんと今度直接お…

Miley Cyrus/She Is Coming ★★★★★ 2019年末にリリースが予定されているアルバム『She Is Miley Cyrus』からの先行EP第一弾(このあと『She Is Here』『She Is Everything』とEPが続いてアルバムがリリースされるとのこと)。前作『Younger Now』がカントリー…

METEOR & CHIN-HURTZ/喰う寝る飲む出す ★★★★★ 世界のヒップホップ史上に残る超名盤『DIAMOND』のラストを飾る名曲「大冒険」でタッグを組んだメテオとチンハーツがデュオとしてアルバムを発表! 昨年の青い果実としてのアルバムと比べると、トラップなども取…

あっこゴリラ/GRRRLISM ★★★★★ 改めてあっこゴリラのソロとしての配信デビュー曲「ブラコン万歳!」(後の「純粋培養」)を聴いてから本作を聴くと、他人の目を気にせずに自分を貫くことが大切なんだ、そういう人こそがかっこいいんだ、という根源的なテーマ…

The Monkees/Christmas Party ★★ 『Good Times!』が商業的に成功したことを受けて発表された、モンキーズにとって初となるクリスマス・アルバム。 前作と同様にアダム・シュレシンジャーが総合プロデューサーとして全体を取り仕切っていて、クリスマスの定番…

Kero Kero Bonito/Time 'n' Place ★★★★ ポリヴァイナル・レコーズに移籍したケロケロボニトの2年ぶりとなる新作。 今年初頭に発表された「Only Acting」で提示されていたようにバンド・サウンドがフィーチャーされたギター・ポップ/パワー・ポップ色の強い…

Jain/Souldier ★★★★★ 「ソングライター/シンガー/ビートメイカー」を自称するジェインの2ndアルバム。前作『Zanaka』は反アパルトヘイトの闘士でもあった南アフリカの歌手、ミリアム・マケバに捧げた「Makeba」という楽曲があったことからも分かるように、…

青山テルマ/HIGHSCHOOL GAL ★★★★★ マイリー・サイラスの『Bangerz』に匹敵する「自己解放アルバム」。前作『10TH DIARY』収録の「一生仲間」や「パンケーキ」などでその片鱗は見せていたが、ここでの青山テルマは徹底的におっぴろげまくり。ギャル賛歌のユー…

2018年上半期の音楽ベスト10です。下半期にダントツで期待しているのはもちろんジェインの『Souldier』。新曲の「Star」も他のポップ・アクトとは完全に次元が違っていて最高だし。 01.Kate Nash/Yesterday Was Forever 02.青い果実/AOKAJI 03.Juliana Hatfi…

Roger Daltrey /As Long As I Have You ★★★★ ウィルコ・ジョンソンとタッグを組んだ『Going Back Home』が(ウィルコ・ジョンソンの死ぬ死ぬ詐欺効果もあって)久しぶりにヒットを記録したロジャー・ダルトリー。続いて発表された本作もUKチャートでトップ10…

CRACKS BROTHERS/03 ★★★★★ F Turboはダントツのブッチギリ。ブレス式などでFebb自身が発言していたように、彼のラッパーとしてのキャリアの起点にあったのはFla$hBackSではなくてCRACKS BROTHERSだったわけだが、彼は死を目前にして改めてそこに戻ってアルバ…

Daphne & Celeste/Daphne & Celeste Save The World ★★★★★ かつてビートUKを観ていた人達にはお馴染みのダフニィ&セレステが帰ってきた! 1998年結成といえばシュガーベイブス(「Ugly」繋がり)と同期の桜ですよ、あーた。18年ぶりのアルバムとなる本作は…

Juliana Hatfield/Juliana Hatfield Sings Olivia Newton-John ★★★★★ ジュリアナ・ハットフィールド自身が最新インタビューで分析しているように、ブレイク・ベイビーズから現在に至るまでの彼女のミュージシャンとしてのキャリアは、オリビア・ニュートン=…

Hayley Kiyoko/Expectations ★★★★★ ディズニーの子飼いタレントだったこともあるヘイリー・キヨコだが、やはり「Girls Like Girls」で自身のセクシュアリティをオープンにしたことが大きかったのだろう。待望の1stアルバムとなる本作もその延長線上にある解…

The Vaccines/Combat Sports ★★★★★ デイヴ・フリッドマンをプロデューサーに迎えたハードでサイケデリックな『English Graffiti』を発表後、ドラマーのピート・ロバートソンが脱退し、新たにドラマーとキーボディストを迎え入れて5人編成となったヴァクシー…

Kate Nash/Yesterday Was Forever ★★★★★ 「私はいつも死について考えてる」という歌い出しの「Life In Pink」から始まり、彼女の愛犬に捧げられた「My Little Alien」を経由して、「音楽だけは私の傍を離れないでいてくれる/音楽にしがみついて生きていく/…

The Pandoras/Hey! It's The Pandoras ★★★ ジョン・ウォーターズがホストを務めたバーガー・ブーガルーへの出演をきっかけとして(散発的にではあるが)活動を再開したパンドラスの再結成EP。 解散前のリーダーでありヴォーカリストだったポーラ・ピアースは…

青い果実/AOKAJI ★★★★★ 青い果実だー! 気をつけろー! 全国のみんな聴いてくれー! 近年は秘密結社MMRの一員としても活躍している日本語ラップ界最後の秘宝 a.k.a. バカ代表ことメテオの新ユニット。今回はKYNとbutajiによる洒脱なトラック&歌の上にメテオ…

「Doom Or Destiny」のPVでのデボラ・ハリーとジョーン・ジェットの共演を見ると涙が出そうになってしまう。 2017年の音楽ベスト20です。 01.FEBB AS YOUNG MASON/So Sophisticated 02.FEBB AS YOUNG MASON/PARTNERS IN CRIME PNC BOYS CLUB MIXTAPE MIXED B…

Shed Seven/Instant Pleasures ★★★★★ オリジナル・アルバムとしては『A Maximum High』と並ぶバンド史上最高のチャート・アクション(全英8位)を記録したシェッド・セヴンの5thアルバム。彼等は2007年に再結成を果たしながらも、現在に至るまで再結成アルバ…

Cheap Trick/Christmas Christmas ★★★ 近年ますます好調なチープ・トリックの2017年2枚目となるアルバムは、彼等のキャリア史上初のクリスマス・アルバム。書き下ろしは3曲のみで、その他はロイ・ウッド(ウィザード)、スレイド、ハリー・ニルソン、チャッ…

GRADIS NICE & YOUNG MAS/L.O.C -Talkin' About Money- ★★★★★ 今年4枚目となるFebbの新作はGRADIS NICEの全面プロデュースによるラップ・アルバム。8月に発表されたミックステープ『PNC』で風向きが変わったのか、春に発表された『So Sophisticated』での賛…