2019年10月20日(日)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.6」を開催します。上映作品は児童映画クラシック『若草の祈り』と、文芸映画版『マッドマックス 怒りのデス・ロード』というべき大傑作『わが青春の輝き』の文芸フェミニスト映画2本立てです。前売チケットはPeatixで販売中です


2020年1月26日(日)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.7」を開催します。『グッド・ライ』『ぼくたちのムッシュ・ラザール 』のフィリップ・ファラルドーが手掛けた児童映画の傑作『本当に僕じゃない!』と、アメリカ版『珈琲時光』かつゾーイ・カザンの最高傑作である『エクスプローディング・ガール』の2本立てです。前売チケットはPeatixで販売中です


マフスのキム・シャタックの追悼記事をローリングストーン ジャパンに執筆しました


「ダム・インク(Dumb Inc.)」名義での活動も。
バンドキャンプで「隣り合わせ」や「」といった曲などが試聴&フリーダウンロードできます。SoundCloudもあります。


★★★★★=すばらしい ★★★★=とてもおもしろい ★★★=おもしろい ★★=つまらない ★=どうしようもない

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マフスのラスト・アルバム『No Holiday』の配信が始まったので、とりあえず4回通して聴きました。

・いつものカッチリとしたバンド・サウンド以外に、キムの宅録デモ/弾き語りに音を重ねて仕上げた楽曲もあり。ビートルズの「Free As A Bird」「Real Love」やダニエル・ジョンストン、ガイデッド・バイ・ヴォイシズのような味わい(「Insane」ってGBVの「I Am A Scientist」っぽいすよね)もあって、自分的には好きになる要素しかないっす。

おいらの左肩にはマフスのタトゥーが、右肩にはダニエル・ジョンストンのタトゥーが刻み込まれているので、けっきょくダニエル・ジョンストンの遺作は発売されなかったわけだけど(今後発売されたりするのか?)、今回のマフスのアルバムでそこら辺も含めて一挙に満足!

・「Pollyanna」ではマフスのオリジナル・メンバーであるメラニーのキーボードが大フィーチャーされており、ここでマフスとパンドラスが邂逅を果たす。

・ラスト・アルバムのクライマックスでザ・フーの「The Kids Are Alright」へのオマージュをかましてくるのが最高! しかもキムとロイの共作だ(「The Kids Have Gone Away」)。マフスの音楽の核になっているのは何かを最後に改めて提示してくれました。

きちんとした感想はまた後日書きたいと思いまーす。

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アル・ヤンコビックもキム・シャタックの訃報を受けて追悼コメントを発表していました。「ロック史上もっとも素晴らしい歌声の持ち主の1人」という評価が嬉しいし、マフスの「Oh Nina」を彼の娘が赤ん坊の頃に子守唄として歌って聴かせていたってのも素敵な話。たしかに、子守唄にもなるような人懐っこくてポップなメロディはキム・シャタックのソングライティングの大きな特徴ですもんね。

 というわけで1994年版『若草物語』を手掛けたジリアン・アームストロングの長編デビュー作『わが青春の輝き』を上映しまーす。グレタ・ガーウィグ版『若草物語』に期待している人も期待していない人も来てくださーい。