
Sigrid/There’s Always More That I Could Say
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2023年にリリースされたEP『The Hype』はシグリッドの本質を全4曲に凝縮したような傑作だった。そこから約2年を経てリリースされた、彼女にとって3rdアルバムとなる本作は、それこそニール・ヤングの3rdアルバム『After The Gold Rush』にも比肩しうる大傑作だ。
楽曲制作の為に2024年初頭に東京を訪れた際に作られたという「Two Years」は、おそらく新型コロナウイルスのパンデミックからの解放感を歌ったナンバーだが、今作はサウンド自体も非常に解放感に満ちていて、遊び心がある。全曲でシグリッドの名前が共同プロデューサーとしてクレジットされていることからも分かるように、前2作以上に彼女が制作に深くコミットしたことが伺える内容で、「Have You Heard This Song Before」のような新境地といえるジャングリーなギターロック・ナンバーも。
BBCラジオで放送されたニール・ヤング特集番組「Sigrid: My Neil Young Fan Story」で共演したフライトのウィル・テイラーもタイトル曲「There’s Always More That I Could Say」(まさにニール・ヤングの「After The Gold Rush」的なピアノ・バラード!)などの共作者として参加。シグリッドのキャリアにおける重要な到達点となること間違いなしの全10曲31分だ。
というわけで、そんなシグリッドに『There’s Always More That I Could Say』について色々と聞いてきました! ぜひ読んでくれー。
【Interview】
— Rolling Stone Japan (@rollingstonejp) 2025年10月24日
シグリッドが語る「最高傑作」と音楽を作る喜び、東京での制作、ニール・ヤング愛
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■#SEKAINOOWARI としても活躍するNakajinとの制作
■『ナポレオン・ダイナマイト』のクラゲダンス
■11月の来日ツアーに向けて#Sigrid pic.twitter.com/WmLeDzozn3
