2020年12月20日(日)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.10」を開催します。『ゴーストワールド』の元ネタであり、元祖『エイス・グレード』かつ元祖『ブックスマート』かつクリスマス映画でもある『マリアンの友だち』と、ロック映画の金字塔『タイムズ・スクエア』の2本立てです。前売チケットはPeatixで販売中です


2021年3月6日(土)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.11」を開催します。今回はジョン・セイルズのシスターフッド映画『ゴー・フォー・シスターズ』と、児童映画の極北というべき傑作ドキュメンタリー『子供たちをよろしく』の2本立てです。前売チケットはPeatixで販売中です


マフスのキム・シャタックの追悼記事をローリングストーン ジャパンに執筆しました


「ダム・インク(Dumb Inc.)」名義での活動も。
バンドキャンプで「隣り合わせ」や「」といった曲などが試聴&フリーダウンロードできます。SoundCloudもあります。


★★★★★=すばらしい ★★★★=とてもおもしろい ★★★=おもしろい ★★=つまらない ★=どうしようもない

https://m.media-amazon.com/images/I/71ABa25FnaL._SS500_.jpg
MUDOLLY RANGERS/MUDOLLY RANGERS

★★★★★

KamuiがTohiji主催のイベント「Platina Ade」に出演した際に出会ったラッパー達と結成した新ユニットのデビューEP。今後彼等がどういう風に活動していくのかは分からないが、あくまでもKamuiを中心とした不定形ユニットということでいいのかな。kamuiという人は単独作品だとまるで水彩画のような繊細な表現をするのに対して、他のラッパーと組むと各人のキャラクターの違いを強調するかのような濃淡のはっきりした楽曲を作る傾向があるように思う。それはつまりKamuiのトータル・プロデューサーとしての能力の高さの証明であるわけだが、本作は(TENG GANG STARRの名作『ICON』がそうであったように)後者の魅力に溢れた作品となっている。そして、ソロとしての前作『I am Special』での絶望を経て、再び希望を歌うようになったKamuiの姿には胸を打たれるものがある。「MY WAY」での「暗いトンネルを抜け/駆け抜けていくMY WAY/掴んだこの手を離さないで」という歌詞は何度聴いてもグッとくる。そんな世界観がパンクでエレクトロニックでトラップなサウンドに乗って展開されるわけだから堪らんわけですよ。現在進行形のポップ・ミュージックを聴く喜びに浸れる傑作。