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世界のヒップホップ史上に残る超名盤『DIAMOND』のラストを飾る名曲「大冒険」でタッグを組んだメテオとチンハーツがデュオとしてアルバムを発表! 昨年の青い果実としてのアルバムと比べると、トラップなども取り込んだ比較的オーソドックスなヒップホップ・サウンドになってはいるんだが、それ故にメテオのラップの異常な力の抜け具合が際立つ。これはNIPPSすらをも超えた前人未到の領域に到達しているのではないだろうか。ほとんど悟りの境地(ど真ん中ラジオでのトークによると、1曲30分程度でリリックを書いているらしい)。しかも、相変わらず回転寿司やサウナ、お菓子などについて語りながら、「悪霊退治」シリーズでストーリーテラーとしての魅力も発揮、そして人生の機微を感じさせるリリックもありで、意外とメテオのキャリアの集大成的な内容。彼をしっかりと支えるチンハーツのタイトなラップも素晴らしい。富士そばのカレーかつ丼のヤバさを語る「ピースYO!」は名曲でしょう。そして、杉山の話の顛末を知りたい人は「悪霊退治レディオ(番外編)」を聴くべし。
全く何の関連性もないが、レモンヘッズの『Car Button Cloth』と同じ地平に立っている傑作だと思います。
https://t.co/oqA2TYxuSR
— 火矢 万鉄 (@METEORFUNKARATT) January 27, 2019
METEOR&CHIN-HURTZ 「悪霊退治PART.2」産まれてから死ぬまで1度も再生しない方も居るでしょう、そんな方とも私は良い感じで喋る事ができる。共通の話題はその日の気温が良い。いやー!冷えますね今日は!なんて言ってね。