映画『ウェイティング・フォー・スーパーマン』(監督:デイヴィス・グッゲンハイム)観賞。★★★★。
アップルの頑張りのおかげなのかは分からないが、日本のiTunes Storeで(DVDスルーにすらなっていない)未公開映画を購入/レンタルできるようになってきたのはありがたいやね。というわけで『不都合な真実』の監督であるデイヴィス・グッゲンハイムの最新作もめでたくオンデマンド・スルーに*1。とはいえ、彼の前作『ゲット・ラウド』は現在日本でも劇場公開されているわけで、やっぱり日本人にとってアメリカの教育問題は興味の対象外ってことなんだろうか。地球温暖化のありきたりなインフォメーションとアル・ゴアの講演風景を並べるだけに終始していた『不都合な真実』よりも、今を生きる子供達の姿がしっかりと描かれている本作の方が遥かに面白いのになあ。まあ、おいら自身が教育制度からのドロップアウト経験者ということで、評価に若干のバイアスがかかってしまっている感はなきにしもあらずなんだが、一度でも学校に通ったことのある人なら観ておいて損はない内容ですぞ。
*1:これ以外に日本のiTunes Storeで購入/レンタルできるオンデマンド・スルーの注目作を挙げておくと、ノア・バームバック×ベン・スティラーの『グリーンバーグ』、エイミー・アダムス主演のロマコメ『リープ・イヤー』、『ハッピー・ゴー・ラッキー』のサリー・ホーキンス主演の『ファクトリー・ウーマン』など。