音楽が好きで映画も好きなんだったら、どうしてミュージカル映画を観ないんだ!?というわけで、絶対に観ておくべきミュージカル映画の最高峰10選(順不同)。
『踊らん哉』
アステア=ロジャース映画。順不同と言いつつ、これこそがミュージカル映画の真のベスト1なんだけどな。物語上に張り巡らされた伏線を、ラスト10分間の「ダンスで」(←ここ重要)一気に回収していくカタルシスのハンパなさといったら。
『オズの魔法使』
ジュディ・ガーランド。
『カバーガール』
「映画は、こんなに楽しく、美しいものなのです」という日本公開時のコピーそのまんまの映画。アイラ・ガーシュウィンの歌詞の素晴らしさ。リタ・ヘイワース×ジーン・ケリー。
『踊る大紐育』
ジーン・ケリー×ヴェラ・エレン。『雨に唄えば』と違ってジーン・ケリーのオナニー・シーンが短めなのも嬉しい。
『ベル・オブ・ニューヨーク』
フレッド・アステア×ヴェラ・エレン。
『雨に唄えば』
ジーン・ケリー×ドナルド・オコナー×デビー・レイノルズ。ジャッキー・チェンは『ファースト・ミッション』と『シャンハイ・ナイト』で本作へのオマージュを捧げている。
『ベルズ・アー・リンギング』
ジュディ・ホリデイの名人芸&ディーン・マーティンの軽み。ジュディ・ホリデイはリース・ウィザースプーンの元ネタでもある。
『バイ・バイ・バーディー』
アン=マーグレット。エルヴィス・プレスリーの徴兵をネタにした世界初のロック・ミュージカル。シー&ヒムの「Don't Look Back」のPVの元ネタの一つでもある。映画史上に残る凄惨な大量虐殺シーンあり。
『メリー・ポピンズ』
ジュリー・アンドリュース×ディック・ヴァン・ダイク。
『サウンド・オブ・ミュージック』
ジュリー・アンドリュースはミュージカル映画が衰退してから登場したミュージカル映画女優なので、長尺作品が多いのが難点。後の『ビクター/ビクトリア』も面白いです(これも長いけど)。