って記事のタイトルはアレだけれども、スカ子のアルバムについては申し訳程度に触れているだけで、これって実際にメインで扱われているのはズーイー・デシャネル/シー&ヒムなんだよ!
最大の成功者は、『ハプニング』や『エルフ 〜サンタの国からやってきた〜』(日本未公開)で知られるズーイー・デシャネルだろう。カルト的人気を誇る歌手のM.ワードとユニット「She and Him」を結成し、ファーストアルバムをリリースした。匿名性の高いユニット名について、デシャネルは「映画と音楽との間に明確な線引きをしたかったからです」と説明。「俳優にとって、名前はある意味において製品名と変わりません。自己とは異なる公共の名称、とでもいうか。音楽活動をするにあたり、新たな製品名を名乗るのも変ですし、映画でのイメージを音楽に持ち込みたくなかったんです」
米衛星デジタルラジオSirius Satellite RadioのLeft of Centerチャンネルでプログラムディレクターを務めるロブ・クロスは、She and Himを絶賛する。「このアルバムの価値を認めないわけにはいきませんよ。彼女たちはヒットを狙っていないので、冒険することができます。そこに、リスナーが反応するのです。She and Himのシングル曲“Why Do You Let Me Stay Here?”などは、これまでに200回以上かけていますが、いまだに好評です」
ズーイーが素晴らしいのはそうした楽曲をきちんと自分自身で作詞作曲していることだな。ヌルいカヴァー&ゲストでお茶を濁したスカ子とは大違いだぜ。