キムがロニーに病気を告げた瞬間の写真が、たまたまPARTY中だったので残ってて。
— かずしこJAPAN (@teenagebabylon) October 26, 2019
その表情は二度と見たくないくらい悲痛なんだよ。俺んとこ今日も新譜が届かない。
こういうテキトーな嘘がフェイクニュースになっていくから、きちんと否定しなくてはいけない。あと『No Holiday』はキムが1日でも早い発売を望んだ作品なわけで、ドヤ顔でフィジカル盤が届かないことを語りたいだけならともかく、本当に人の想いを大切に考えているんだったら配信でもYouTubeでも公式に聴く手段はいくらでもあるのだから、その想いを汲んで1日でも早く聴くべきだと思う。
事実関係を整理しよう。といっても、これは簡単に分かること。ロニーがマイケル・シェリーの番組に出演した際の発言と、『No Holiday』の制作過程を詳細に取材した記事を照らし合わせればいいだけだ。
まず、マイケル・シェリーの番組で語られているように、キムがロニーに「左手に力が入らない」ということを初めて伝えたのはこちらのポッドキャスト。この時は「左手首の調子が悪くて2ヶ月くらいギターを弾けていない」「2ヶ月も? そりゃあ大変だ。いやー、しばらくライヴの予定を入れてなくて良かったねえ」という話をしている。
そして『No Holiday』の取材記事に書かれているように、上記の写真はそのしばらく後に「左手だけじゃなくて右手にも力が入らない」とキムがロニーに伝えた時の写真だ。キムがALSと正式に診断されるのはその後、です。憶測と感傷だけでテキトーなこと語ってんじゃねえっつうの。