映画『(500)日のサマー』(「She's Like The Wind」)〜ブラック・アイド・ピーズ「The Time (Dirty Bit)」(「(I've Had) The Time Of My Life」ネタ)と来てズーイー・デシャネル主演の新TVシリーズ『New Girl』(「(I've Had) The Time Of My Life」)だから、やっぱり世間的には『ダーティ・ダンシング』再評価って感じなのだろうか(パトリック・スウェイジも死んでしまったし)。
まあ、いずれにしてもブラック・アイド・ピーズの『The E.N.D.』と『The Beginning』は、自分を強制的にアゲていきたい時に最適な、まるでレッドブルのようなアルバムだぞ、と(とか言いつつ、エナジードリンクならおいらはロックスター派)。
だから「ブラック・アイド・ピーズの『I Gotta Feeling』はポップ・ミュージック史に残る大名曲だ」というロビー・ウィリアムスの言葉には100%同意(で、テイク・ザットの「Happy Now」は「I Gotta Feeling」を反転させたような曲を目指して作られた)。週末の夜の街にくり出して行く時の期待と高揚感をここまで的確に描き出した曲は歴史に名を残して当然。ピクシー・ロットの「All About Tonight」(こちらも名曲)なんかも明らかに「I Gotta Feeling」の影響下にあるわけだしね。やっぱりこういう刹那の輝きこそがポップ・ソングの醍醐味だと思うわけですよ。