「大ヒット中アイドル・ロック・バンドが遂に上陸!」の衝撃から4年!というわけで、毎回ナイスなチョイスで素敵なアルバムを届けてくれる神戸のレーベル、プロダクション・デシネさんから8月3日に日本先行で発売されるエヴリバディ・エルスの2ndアルバム『Wanderlust』にライナーノーツを書かせてもらいましたー。
エヴリバディ・エルスはこれまで日本盤も出ていたのにライナーが付いたことは一度もなかったので、バンドの中心人物であるキャリックが元プッシュ・キングスであるという基本的かつ超重要なバイオグラフィー情報を押さえつつ、という感じの内容になっております。誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいキャリックのすべてについて教えましょうというわけで、『Everybody Else』の日本盤帯の謳い文句についてももちろん言及してますよ。映画『俺たちチアリーダー!』の話なんかも出てくるので青春映画/学園映画好きの人もぜひ。試聴はこちらからどぞー。
↑プッシュ・キングスの1stアルバムに収録されている彼等の代表曲。すでにクラブ・クラシック。ポール・マッカートニーばりの青筋シャウトがたまらないぜ。I got just one thing to tell you what!
↑プッシュ・キングスのラスト・アルバム『Feel No Fade』より。初期プッシュ・キングスのギター・ポップ路線から、ウィータスにも通じる現代的なパワー・ポップ路線へと変化。このアルバムがあるから現在のエヴリバディ・エルスがある。過小評価されすぎ!
↑「Wanderlust」といえばもちろんポール・マッカートニーのこの曲だよな!