映画『Suburban Mayhem』(監督:ポール・ゴールドマン)観賞。★★。
いやー、スパジーズの日本ツアー、楽しかったねえ。ロッキー・エリクソン「Nothing In Return」のサプライズなカヴァーや、新作『Dumb Is Forever』の素晴らしさも相俟って、個人的にはウィータスなんかと並ぶオールタイムベスト級のライヴ体験だったと言っていいかも。オーストラリア政府はスパジーズに対して直々に「日本に行くな」という警告を出していたらしいんだが、スパジーズは「シンディ・ローパーだって来たのよ! 私たちだって来るわよーっ。わはは!」だって。最高!
というわけでスパジーズ熱が一向に冷めやらないので、彼女達の曲がフィーチャーされているオーストラリア映画を落ち穂拾い。中身の方は『アリス・イン・ワンダーランド』のアリスことミア・ワシコウスカのオーストラリア時代の出演作としての歴史的価値がある、という程度でしかないものの、スパジーズの「Paco Doesn't Love Me」と「Sunshine Drive」が映画の中で聴けるのは嬉しい。通常であれば彼女達の作詞作曲クレジットは「written by the Spazzys」だとか「written by Kat/Ally/Luucy」といった記載になるべきところが、本作では「written by Alice McNamara, Katarina Ljubicic and Lucy Ljubicic」と、3人の本名が記載されているのはちょっと珍しいかも。ルビチッチ。