(その1に引き続き)ズーイー・デシャネル in 『Open Road』
G「ズーイーが選曲してくれたプレイリストはまだまだ続きます。次にかけるのはゾンビーズの"Care of Cell 44"」
Z「(この曲が収録されている)『Odessey and Oracle』は名作よね」
(以下の3曲が放送される)
The Zombies 「Care of Cell 44」
Les Paul and Mary Ford 「The World Is Waiting For The Sunrise」
Cliff Waldron 「Four Strong Winds」
The Zombies - Care Of Cell 44
G「今聴いてもらったのはクリフ・ウォードロンの"Four Strong Winds"」
Z「これは私の父のお気に入りの曲でもあるわ。この曲のオリジナルはイアン・タイソンで、ニール・ヤングも『Comes A Time』でカヴァーしてたわね」
G「君の家ではこういう曲がかかってたんだね。で、その前に聴いてもらったのはレス・ポール&メアリー・フォードの名曲"The World Is Waiting For The Sunrise"」
Z「たしかレス・ポールって今でも毎週ニューヨークでライヴをしてるのよね。彼ってエレクトリック・ギターの発明者で、マルチ・トラック・レコーディングの先駆者で、名ギタリストでもあるわけでしょ。それで、まだまだ元気に活動を続けているだなんて、本当に凄すぎるわ」
G「ギターに自分の名前を付けるだなんて狂ってるよねえ(笑)」
Z「(笑)」
G「その前に聴いてもらったのはゾンビーズだね」
Z「ゾンビーズは本当に大好きなの。さっき知ったんだけど、ゾンビーズはこの番組に出演したことがあるんでしょ?」
G「5年ぐらい前に彼等が再結成した時に、コリン・ブランストーンとロッド・アージェントがこのスタジオに来てくれたんだよ!」
Z「すごい!」
G「僕もゾンビーズが大好きだから興奮したね。もしよかったらその回の番組をCD-Rに焼いてあげるから、映画の待ち時間にでも聴いてよ」
Z「ぜひ聴きたいわ。ありがとう」
G「話は変わるけど、君が初めて買ったアルバムはマドンナの『Like A Virgin』なんだって?」
Z「その時、私は3歳ぐらいだったんだけど、"Like A Virgin"ってフレーズの意味が分からずに、ずっと"Like A Persian"だと思ってたの。3歳の子供が"Virgin"の意味を知っているわけはないし、あの頃は中東問題が色々とあったせいで"Persian Gulf"って言葉をよく耳にしてたから("Persian Gulf"="ペルシャ湾")」
(この項続く)