「Debbie Loves Joey」
by Helen Love
彼女と彼の出会いは/1980年のプロムでの事
帰り際に/彼は彼女にキスをした
彼は言った/「君がデボラ・ハリーだとしたら、僕はジョーイ・ラモーンだね」
空にはたくさんの流れ星と/満天の月
唇には星くず
彼女は恋に落ちた
街を歩くと/二人はいつも笑い者
服装や髪の色をバカにされる
でも彼女は17歳/そんな事はこれっぽちも気にしちゃいなかった
だって二人はどこにだって行けるのだから
彼は言った/「一緒にニューヨークへ行こう」
彼等はきっとスターになれるはず
だって彼女はデボラ・ハリー/そして彼はジョーイ・ラモーンなんだから
月明かりの下で/彼女は彼に出会った
「君はセックス・ピストルズ好き? あと、ライター持ってる?」
それは完璧な星空の/完璧な土曜の夜の出来事
彼女は彼をぎゅっと抱きしめた
暗闇でキスをして
パパの車の後部座席で/一緒に酒を飲んだり、一緒に笑いあったり
「私のサイン欲しい?」なんて冗談を言ったり
学校も夏ももうすぐ終わり
海岸に行って/二人は無邪気にはしゃいでいる女の子達を眺めてた
街を歩くと/二人はいつも笑い者
服装や髪の色をバカにされる
でも彼女は17歳/そんな事はこれっぽちも気にしちゃいなかった
だって二人はどこにだって行けるのだから
彼は言った/「一緒にニューヨークへ行こう」
彼等はきっとスターになれるはず
だって彼女はデボラ・ハリー/そして彼はジョーイ・ラモーンなんだから
彼は言った/「一緒にニューヨークへ行こう」
彼等はきっとスターになれるはず
彼女はデボラ・ハリーで/彼はジョーイ・ラモーンなんだから