
The Queers/Reverberation
★★★
デイヴ・クラーク・ファイヴの「Give Me Love」から始まるクイアーズのカヴァー・アルバム。
以前にもラモーンズの『Rocket To Russia』の全曲カヴァー集があったりもしたが、本作では彼等のポップネスのルーツを訪ねていくかのような選曲で、たとえばビーチ・ボーイズの「Be True To Your School」だけではなくて、ジャン&ディーンの「Deadman's Curve」もカヴァーして60年代サーフ・ポップからの太い幹をアピール。また、ザ・フー「The Kids Are Alright」の新・旧カヴァーの違いに顕著なように、以前はパンク的なBPMブーストも多かったところが、本作ではパワー・ポップ的なアプローチに近付いていて、これはこれでいい感じ。
「Valleri」と「(I’m Not Your) Steppin’ Stone」の2曲のモンキーズ・カヴァーを聴くと、彼等のデビュー・アルバムに「I'll Be True To You」のカヴァーが収録されていたことも思い出す。ちなみに「(I’m Not Your) Steppin’ Stone」の初出は実はモンキーズではなくてポール・リヴィア&ザ・レイダーズなんだが、ポール・リヴィア詣として「Hungry」まで取り上げてくる辺りがジョー・クイアーの匠の技ですな。

2026年7月4日(土)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.35」を開催します。今回は恋愛映画2本立てということで、ウィリアムズ症候群の女性の恋と成長を描いたカナダ映画の傑作『ガブリエル』と、2017年のレインボー・リール東京で上映されて好評を博したアイルランド映画の傑作『マッド・メアリー』を上映いたします。前売チケットはPeatixで販売中です。
2026年10月18日(日)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.36」を開催します。今回はニック・キャッスル2本立てということで、彼の監督デビュー作である『暗殺遊戯/キャンパスは凶弾のデスマッチ』と、1980年代を代表する青春映画の名作『ミリィ/少年は空を飛んだ』を上映いたします。前売チケットはPeatixで販売中です。
過去に開催したサム・フリークスの一覧はこちらです。
マフスのキム・シャタックの追悼記事をローリングストーン ジャパンに執筆しました。マフスのキャリアを一望できるプレイリストも作ってみました。
ローリングストーン ジャパンでリンダ・リンダズにインタビューしました。アルバム『Growing Up』発表時とSUMMER SONIC 2022での来日時、2024年の来日時です。
ローリングストーン ジャパンでシグリッドにインタビューしました。2023年5月の初来日時と超傑作の3rdアルバムのリリース時です。
メアリー・ルー・ロードの「Lights Are Changing」のオリジナルなどで知られるべヴィス・フロンドのポップな楽曲のみを集めたベスト・アルバム的プレイリスト『Pop Essentials of The Bevis Frond』を作成しました。
サム・フリークスの場内BGMのプレイリストを作成しました。毎回上映作品と絡めた選曲をしています(最新のものに随時更新していきます)。
「ダム・インク(Dumb Inc.)」名義での活動も。
バンドキャンプで「隣り合わせ」や「朝」といった曲などが試聴&フリーダウンロードできます。SoundCloudもあります。
★★★★★=すばらしい ★★★★=とてもおもしろい ★★★=おもしろい ★★=つまらない ★=どうしようもない