ピーナッツくん/Tele倶楽部
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『False Memory Syndrome』に続くピーナッツくんの2ndアルバム。『オシャレになりたい!ピーナッツくん』に出演する他のキャラクター主導の曲も多かった前作に対して、今作は完全にピーナッツくん主導のラップ・アルバム。さらに、前作では全てのトラックをタイプビートでまかなっていたが、今作では要所要所でyanagamiyuki、Age Factoryの西口直人、そして盟友のヤギ・ハイレグが提供したトラックも使用。サウンド的にも前作以上に攻めた内容となっている(1曲目の「笑うぴーなっつくん」からして、いきなりドリルだ)。
オタク文化をリスペクトしつつ、VTuber界でもはみ出し者的な立ち位置を貫いているピーナッツくんのユーモアと毒っ気と気概が全開なリリックも最高! 「My Wife」における「俺の嫁」に対する皮肉とかマジで凄い。クレヴァーな豆だ。ピーナッツくん(兄ぽこ)は映画好きだったことがきっかけで宇多丸のラジオを経由してヒップホップに目覚めたとのことなので、この調子で『アフター6ジャンクション』にも出演すればいいのに。というか、そんな枠なんてとっくに超えてしまっているのかもな。

2022年6月4日(土)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.18」を開催します。今回は英国産のゲイ映画クラシック『とても素敵なこと -初恋のフェアリーテール-』と、シェーン・メドウズが『THIS IS ENGLAND』組を再起用して撮り上げた『サマーズ・タウン』を上映いたします。前売チケットはPeatixで販売中です。
2022年9月3日(土)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.19」を開催します。今回はアメリカ探訪映画の傑作を2本立てでお届け。アメリカのコメディ映画史上に残る名作『ゴー!☆ゴー!アメリカ/我ら放浪族』と、ウディ・ガスリーの自伝を映画化した『ウディ・ガスリー/わが心のふるさと』を上映いたします。前売チケットはPeatixで販売中です。
マフスのキム・シャタックの追悼記事をローリングストーン ジャパンに執筆しました。
メアリー・ルー・ロードの「Lights Are Changing」のオリジナルなどで知られるべヴィス・フロンドのポップな楽曲のみを集めたベスト・アルバム的プレイリスト『Pop Essentials of The Bevis Frond』を作成しました。
サム・フリークスの場内BGMのプレイリストを作成しました。毎回上映作品と絡めた選曲をしています(最新のものに随時更新していきます)。
「ダム・インク(Dumb Inc.)」名義での活動も。
バンドキャンプで「隣り合わせ」や「朝」といった曲などが試聴&フリーダウンロードできます。SoundCloudもあります。
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