マフスのラスト・アルバム『No Holiday』の配信が始まったので、とりあえず4回通して聴きました。
・いつものカッチリとしたバンド・サウンド以外に、キムの宅録デモ/弾き語りに音を重ねて仕上げた楽曲もあり。ビートルズの「Free As A Bird」「Real Love」やダニエル・ジョンストン、ガイデッド・バイ・ヴォイシズのような味わい(「Insane」ってGBVの「I Am A Scientist」っぽいすよね)もあって、自分的には好きになる要素しかないっす。
おいらの左肩にはマフスのタトゥーが、右肩にはダニエル・ジョンストンのタトゥーが刻み込まれているので、けっきょくダニエル・ジョンストンの遺作は発売されなかったわけだけど(今後発売されたりするのか?)、今回のマフスのアルバムでそこら辺も含めて一挙に満足!
・「Pollyanna」ではマフスのオリジナル・メンバーであるメラニーのキーボードが大フィーチャーされており、ここでマフスとパンドラスが邂逅を果たす。
・ラスト・アルバムのクライマックスでザ・フーの「The Kids Are Alright」へのオマージュをかましてくるのが最高! しかもキムとロイの共作だ(「The Kids Have Gone Away」)。マフスの音楽の核になっているのは何かを最後に改めて提示してくれました。
きちんとした感想はまた後日書きたいと思いまーす。