昨年の映画ベスト10にも入れた『American Honey』は近年の青春映画の中でも屈指のマスターピースだと思うんだけど、グッチーズ・フリースクールが日本での権利取得に向けて奔走していらっしゃるので上手くいくことをひたすら願っております。それで、どうしても上手く行かないようだったら、今年の年末においらの自宅で開催する忘年会で特集してもいいかなと思いました(『グッド・ヴァイブレーションズ』との「Dream Baby Dream」繋がりで)。いや、さっき英語字幕のデータを見たら1800ライン程度だったから、これなら1ヶ月あれば日本語字幕作れるので。160分超の作品だからもっと多いと勝手に思ってた。
というわけで、今年は秋頃にもう一度2本立て上映イベントを開催して、年末に忘年会で1本映画を特集するスケジュールになるかと思います。そういえば勘違いしている人が多いので念の為に言っておくと、昨年7月から現在に至るまでにおいらが日本語字幕を制作した映画が映画館で8本上映されたわけだけど、「わざわざ」その為に字幕を作ったわけではなくて、以前においらが個人的に作っていた字幕素材をお蔵出ししただけなんですよ(もちろん上映に向けてブラッシュアップはしたけれども。ゼロの状態から「わざわざ」作ったのは忘年会でやった『The Little Death』だけだよ!)。
あと、ユーロライブの土日の使用料金が1.5倍に値上がりしたけど、もともと満員になっても赤字になるような収支でやりくりしているので(ちゃんと計算してないけど「アイルランド映画が描く『真摯な痛み』」の赤字が12〜3万円程度って感じっすかねー)、今後も特に問題はないと思いまーす(その分、日々の食費を削ってるので)。
先日亡くなったFebbも言ってたけど、「見返りを求めないで人の為に何かすることが自分の為になる」ってのは、おいらもマジでそう思いますよ(「君は人のために死ねるか」)。おいらの人生観として、最終的に自分が自殺して済むんだったら、それで全然いいと思ってるし。それでは通常営業に戻りまーす。