毎年恒例、マフスのキムによる2007年版ホリデイ・ポッドキャストも公開されたということで(今年もオールドタイミーな名曲がたっぷり。キムって本当にディーン・マーティンが好きやねえ。おいらも好きだけど)、すっかり年末気分な今日この頃ですが、ウィル・フェレル&ジョン・ヘダー主演の『俺たちフィギュアスケーター』が遂に日本でも公開されましたね。
ただ、(何度も書いているけれど)個人的な意見を言わせてもらえば、ウィル・フェレルの本領が発揮されているのは『俺たちニュースキャスター』や『タラデガ・ナイト』のようなホーム試合ではなくて、実は『エルフ 〜サンタの国からやってきた〜』や『ペナルティ・パパ』(ウィル・フェレルの息子役を演じているのは、なんと『小さな恋のものがたり』のジョシュ・ハッチャーソン!)のようなファミリー向けコメディだと思っているので、『俺たちフィギュアスケーター』に対する期待度はそれほど高くないんだが、これをきっかけとして『エルフ』を観る人が一人でも増えるのであれば、もうそれだけで御の字ですよ。
なにしろ、『エルフ』は未だにウィル・フェレル最大のヒット作であり、内容的にも彼の最高傑作といえるものだから。『エルフ』を観ずにウィル・フェレルを語るのは、それこそ『我輩はカモである』を観ずにマルクス兄弟を語るようなもんだってば!
というけで、2004年11月に書いた『エルフ』の感想文を、(どんなにしつこいと思われようとも)またもや再掲しておく。だっておいらのオールタイム・ベストテンに入る映画なんだもの。おいらは一生をかけてこの作品を推していくぜ。