「サム・フリークス Vol.6」で『わが青春の輝き』を上映するので、約20年ぶりにジリアン・アームストロングの『若草物語』を再見したんだが、改めて観てみるとほとんど『わが青春の輝き』のリメイクのような内容であったことに気付かされる。かなり現代的な味付け(といっても、この作品自体が25年前の映画だけど)が施されたフェミニスト映画で、書き留めておきたい台詞が多数あった。
「女の子だって男の子と同じですもの。女性が、か弱くてすぐ気絶するのはコルセットがきついせいです」
「女が楽しそうにしていると、人はすぐやっかむのよ」
「この世は不公平かもしれないけど、少しでもいい世の中に」
「見識があれば女にも参政権を与えるだなんて。男性は見識がなくても参政権がある。女も男も人間で市民だから参政権を与えるべきなのです」
四姉妹のキャスティングがウィノナ・ライダー、トリニ・アルヴァラード、クレア・デインズ、キルステン・ダンストという今から考えると奇跡的ともいえる豪華な面子(さらにローリー役はクリスチャン・ベイルだ)。とりあえずグレタ・ガーウィグ版『若草物語』に期待している人は、まずはジリアン・アームストロング版を観ておいた方がいいと思った(ついでに『わが青春の輝き』を上映する「サム・フリークス Vol.6」もよろしく)。

