2019年10月20日(日)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.6」を開催します。上映作品は児童映画クラシック『若草の祈り』と、文芸映画版『マッドマックス 怒りのデス・ロード』というべき大傑作『わが青春の輝き』の文芸フェミニスト映画2本立てです。前売チケットはPeatixで販売中です


「ダム・インク(Dumb Inc.)」名義での活動も。
バンドキャンプで「隣り合わせ」や「」といった曲などが試聴&フリーダウンロードできます。SoundCloudもあります。


★★★★★=すばらしい ★★★★=とてもおもしろい ★★★=おもしろい ★★=つまらない ★=どうしようもない

pikao2017-03-25


悪魔とダニエル・ジョンストン』の監督であるジェフ・フォイヤージークの新作『作家、本当のJ.T.リロイ』を観た。『悪魔とダニエル・ジョンストン』は周囲の人間の証言のみで話が進んでいったのに対して、『作家、本当のJ.T.リロイ』はその逆でほぼ本人の語りのみで話が進んでいくという構成。「本物」なダニエル・ジョンストンと比べると、J.T.リロイは空虚な存在であるということを監督も分かっているが故に、こういう作りになっているのだと思う。J.T.リロイを作り出したローラ・アルバートが語る彼女の生い立ちは痛ましいものだが、そもそもあんな大嘘をついた人間の言い分をそのまま受け止めることは到底無理なわけで(あれをそのまま信じちゃう人は詐欺の格好のカモになると思うぞ。そのことについての周囲の人間の証言がないってところからも推して知るべし。というか、否定であれ肯定であれ、そういう証言を入れていないのはかなり意図的なものだろう。たとえ本当だったとしても、いちど地まで落ちた信用は二度と取り戻せないってことだ)。まあ、面白いことは面白いんだが、観終わった後の徒労感はハンパないっすなあ。