レベッカ・ブラックの「Friday」は2011年を代表するポップ・ソングだ。この曲が、ある種の社会現象といえるまでに一気に盛り上がっている理由はこちらを読んでもらうとして、個人的にはこのアホらしさまで含めてポップ・ミュージックの面白さでしょ!という感じ。というか、すでにタイム誌が選ぶ「馬鹿馬鹿しい歌詞の曲10選」に、ビートルズの「I Am The Walrus」やオハイオ・エクスプレスの「Yummy Yummy Yummy」等と肩を並べて選ばれてるんだからすげえや。エマ・ストーン主演の映画『Easy A』ではナターシャ・ベディングフィールドの「Pocketful Of Sunshine」が「酷いんだけど、どうしても頭から離れない曲」として使われていたけど、今後は「Friday」がその役割を果たすことになるんだろうな。
YouTubeに素人カヴァーが大量にアップロードされていることも、このブームを盛り立てる大きな要因になっているけど、それはこの曲のコード進行が延々とB→G#m→E→F#を繰り返すだけの超単純な構成だってのも大きいと思う(ギターを持ってる人は4フレットにカポを付けてG→Em→C→Dのポジションで弾くよろし)。おいらはこれとか好きっすよ。
Rebecca Black - Friday (OFFICIAL VIDEO)
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