カナダはバンクーバーにてシー&ヒムの『Volume Two』ツアーの最終公演を観てきましたー。
そしてズーイー・デシャネルとの邂逅にも成功! おいらが日本から持参してきた以下のようなお土産も手渡すことができました。
スキーター・デイヴィス『Let Me Get Close To You』のCD(日本でしかCD化されていない=アメリカでの入手が難しいため。シー&ヒムがカヴァーしている「Gonna Get Along Without You Now」が収録されているオリジナル・アルバムだしね)。
テディ・ベアーズ『The Teddy Bears Sing!』のCD(これも日本でしかCD化されていないため。アルバムとしてはそこまで大したものとは思えないけど、フィル・スペクターの第一歩ということでポップ・ミュージック史的に、そしてシー&ヒム的に重要作なため)。
『レス・ポールの伝説』の(アメリカ盤)DVD(ズーイーがラジオで「レス・ポールは大好きだけど、このドキュメンタリーは観たことがない」と発言していたため)。
『Da Doo Ron Ron: The Story of Phil Spector』のDVD(こんなドキュメンタリーがあって、しかもDVDが出てたなんて、おいらは今年に入るまで知らなかったよ! まあズーイーもおいらと同い年なので似たような感じだろうと勝手に予想して持って行った)。
実際にズーイーはこれらのCD/DVDを持っていなかったようなので渡せて何より。で、ズーイーと少し喋っていたら、スキーター・デイヴィスからの話の流れで、キャロル・キングの職業作家時代のデモ音源集『Brill Building Legends』をズーイーは持っていないということが判明。たまたまおいらのカバンにジーン・クラークの1stアルバムと一緒に同作が入っていたので、お土産にプラスして渡すことができたのだった。「That's so sweet!」と喜んでくれましたね。
この時のズーイーはノーメイクだったので写真は勘弁ということで『Volume Two』のCDにサインをもらっただけだけど、彼女が持っていないCDを渡せて喜んでもらえただけで最高に嬉しいですよ!
シー&ヒムのライヴは、当たり前だけどライヴならではの凄みのようなものはないものの、いなたくも歌心に溢れた至福の1時間半でございました。バンド志向が強まった『Volume Two』の方向性からも予想できたように、「弾き語り+α」な作品だった『Volume One』の楽曲はかなりリズム面が強化されたアレンジで演奏されておりました(特に「This Is Not A Test」)。
先日はオーストラリアでユー・アム・アイのライヴも観てきて、現時点でおいらの人生に大きな影響を与えたアーティストのライヴはだいたい観ることができたので(今夏のサマーソニックにおけるダイ・アントワードを含む)、これからはシー&ヒムとウィータスの来日公演の実現に向けて動いていきたいと思う。「One for all, and all for one」だな。