ついに放送が開始された『ターミネーター』シリーズのスピンオフ企画『Terminator: The Sarah Connor Chronicles』の第1話と2話を観賞。
うひゃひゃひゃひゃ。こりゃあ面白いわ。とりあえず現時点での評価は文句無しに★★★★★。舞台となるのは『ターミネーター2』から5年後の1999年…なんだけど、そうきたか!というわけで、ものすごい力技で本作は「911以降」なSFアクションに変貌するのであった。「ターミネーター」という枠組み(というかアーノルド・シュワルツェネッガー)にやたらと縛られていて窮屈だった『ターミネーター3』よりも遙かに自由で楽しいぞ(まあ、しょっぱなから大風呂敷を広げまくっているので、後々で収拾がつかなくなる可能性も高いとは思うけど)。第2話のエンディングから推測すると、学園ドラマ的なテイストが入ってきそうな予感も。
特筆すべきは、サラ&ジョン・コナーを助けるターミネーターとして『セレニティー』のリバーことサマー・グローが抜擢されているということ! そう、今回は女ターミネーターが味方なのだ。相変わらずのチャーミングな仏頂面が嬉しいねえ。今年で27歳になるっつーのに、童顔だから高校生(のアンドロイド)という設定も違和感なし。ターミネーター役だから当然セミヌードもあるでよ。『セレニティー』(とそのTVシリーズである『Firefly』)に続いて今度は『ターミネーター』ときて、彼女はSFファンにとってのアイコンとなった感があるね。
The Sarah Connor Chronicles - trailer