ズーイー・デシャネルがKCRWの看板番組「Open Road」に出演! お気に入りの曲をかけまくる!というのだからで当然聞きましたよ(現在もリンク先で聞けます)。いやあ、最高すぎでしたわ。当日かかった曲は以下の通り。
Zooey Deschanel 「Sentimental Heart」
The Orlons 「Goin' Places」
Wanda Jackson 「Funnel Of Love」
The Zombies 「Care of Cell 44」
Les Paul and Mary Ford 「The World Is Waiting For The Sunrise」
Cliff Waldron 「Four Strong Winds」
Goldie And the Gingerbreads 「Headlines」
The Byrds 「You Ain't Going Nowhere」
Nina Simone 「You've Got to Learn」
Zooey Deschanel 「Why Do You Let Me Stay Here」
The Kinks 「Waterloo Sunset」
The Beach Boys 「Be True To Your School (Single Version)」
The Brothers and Sisters of L.A. 「Lay Lady Lay」
Leon Redbone & Zooey Deschanel 「Baby, It's Cold Outside」
何が驚いたって、ズーイー・デシャネルの新曲「Why Do You Let Me Stay Here」とクリフ・ウォルドロンの「Four Strong Winds」とブラザーズ&シスターズの「Lay Lady Lay」(これが収録されているディランのカヴァー集『Dylan's Gospel』は一部で有名、らしい)を除くと、全部おいらも所有していて、しかも好きな曲なんですけど。
しかも、トラッド・ソングである「Four Strong Winds」はニール・ヤングの『Comes A Time』に収録されているヴァージョンで持っていて当然好きだし、「Lay Lady Lay」のオリジナルが収録されている『Nashville Skyline』はおいらが一番好きなディランのアルバムだし、ってお前はおれか!
ズーイーの何が素晴らしいって、ビーチ・ボーイズの「Be True To Your School」を敢えてシングル・ヴァージョンでかけてしまうところ! そう、この曲はアルバム・ヴァージョンよりも、ハニーズによるチアリーディングが入っているシングル・ヴァージョンの方が遙かに良いんだよ。また、世界で初めてメジャー・レーベルと契約を結んだガールズ・ロック・バンドであるゴールディ&ザ・ジンジャーブレッズの楽曲をセレクトできる確かな音楽観も評価に値するといえよう(ズーイーはおそらくこのボックス・セットで聴いたんでしょうな)。キンクスが入っているのは当然すぎるほど当然。
肝心のズーイーのアルバムは3月に発売されることが放送中に明言されてましたな。タイトルは『She and Him: Vol.1』になる模様。発売元はマージ・レコーズ! ってことはロバート・ポラードとレーベル・メイトになるのか。今回放送された新曲「Why Do You Let Me Stay Here」(ちょっとポール・マッカートニー調)もポップで最高だったし、実際に聴く前から早くも今年のべスト・アルバム候補だぜ。超期待。