ジャン=ポール・ベルモンドにオマージュを捧げまくってるジャッキー・チェンだけれども、『WHO AM I?』のクライマックスの屋上でのバトル~ビルの滑降アクションを革ジャン姿でやっていたのは、おそらく『恐怖に襲われた街』へのオマージュですよね。ジャン=ポール・ベルモンド傑作選に通っていて気付きました。
ジャッキー・チェンは自ら監督した『ポリス・ストーリー香港国際警察』で、ベルモンドの『華麗なる大泥棒』のバスぶら下がりとベルモンドの『恐怖に襲われた街』の地下鉄の屋根ライドにバスで挑戦しています。 pic.twitter.com/65fRBreDxu
— 町山智浩 (@TomoMachi) 2020年7月30日
『香港国際警察』でのバスを追っての急坂下りも『華麗なる大泥棒』での山からの転げ落ちアクションへのオマージュっすよね。あと、『華麗なる大泥棒』の車がボロボロになるまで続く壮絶なカーチェイス(10分近くある)はおそらく『ボーン・スプレマシー』のクライマックスの元ネタ。
#若い人が見たらCGIだと思いそうな昔の特撮
— ♡ Mimi . (@__Mimi_0929__) 2018年8月16日
『華麗なる大泥棒』のジャン=ポール・ベルモンド。スタントマンは一切使ってません…いやぁベベルったら無理しすぎw pic.twitter.com/D81L4hcpDc
というわけでジャン=ポール・ベルモンド傑作選の第2弾があるならば、『リオの男』『カトマンズの男』『コニャックの男』『華麗なる大泥棒』『おかしなおかしな大冒険』『ベルモンドの怪盗二十面相』『エースの中のエース』『パリ警視J』の8作品での開催を希望。第1弾よりもコメディ(とフィリップ・ド・ブロカ作品)を多めにしてもらえるとありがたい。