そういえば昔から語られてきた、ドノヴァンの「Barabajagal」にスージー・クアトロが参加しているって話は誤情報っすよね。スージー・クアトロがミッキー・モストの秘蔵っ子であり、「Barabajagal」のバック・バンドを務めたジェフ・ベック・グループと交流があったことは間違いないけど、スージー・クアトロ自身がミッキー・モストと出会ったのは1971年と語っているので、1969年にロンドンでレコーディングされた「Barabajagal」に参加しているわけがない(映画『Suzi Q』を観ても彼女の記憶力の良さは際立っている)。おそらく『Troubadour: The Definitive Collection 1964-1976』にスージー・クアトロの名前がクレジットされているのでこの誤報が広まってしまったものと思われる。ただし、1972年に録音されたドノヴァン×ミッキー・モストのグラム・ロック・アルバム『Cosmic Wheels』にスージー・クアトロが参加しているのは確実。まさにこの時期はミッキー・モストによるスージー・クアトロの育成期間だったので。
あと、スージー・クアトロも含めて、この時期のドノヴァンのグラム・ロック勢との交友は面白いすよね。そもそもマーク・ボランの歌唱法はドノヴァンの影響下にあるし、ドノヴァンはドノヴァンでデヴィッド・ボウイの「Rock 'n' Roll With Me」をカヴァーしたり、アリス・クーパーの『Billion Dollar Babies』に参加したりしてるし。

2026年7月4日(土)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.35」を開催します。今回は恋愛映画2本立てということで、ウィリアムズ症候群の女性の恋と成長を描いたカナダ映画の傑作『ガブリエル』と、2017年のレインボー・リール東京で上映されて好評を博したアイルランド映画の傑作『マッド・メアリー』を上映いたします。前売チケットはPeatixで販売中です。
2026年10月18日(日)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.36」を開催します。今回はニック・キャッスル2本立てということで、彼の監督デビュー作である『暗殺遊戯/キャンパスは凶弾のデスマッチ』と、1980年代を代表する青春映画の名作『ミリィ/少年は空を飛んだ』を上映いたします。前売チケットはPeatixで販売中です。
過去に開催したサム・フリークスの一覧はこちらです。
マフスのキム・シャタックの追悼記事をローリングストーン ジャパンに執筆しました。マフスのキャリアを一望できるプレイリストも作ってみました。
ローリングストーン ジャパンでリンダ・リンダズにインタビューしました。アルバム『Growing Up』発表時とSUMMER SONIC 2022での来日時、2024年の来日時です。
ローリングストーン ジャパンでシグリッドにインタビューしました。2023年5月の初来日時と超傑作の3rdアルバムのリリース時です。
メアリー・ルー・ロードの「Lights Are Changing」のオリジナルなどで知られるべヴィス・フロンドのポップな楽曲のみを集めたベスト・アルバム的プレイリスト『Pop Essentials of The Bevis Frond』を作成しました。
サム・フリークスの場内BGMのプレイリストを作成しました。毎回上映作品と絡めた選曲をしています(最新のものに随時更新していきます)。
「ダム・インク(Dumb Inc.)」名義での活動も。
バンドキャンプで「隣り合わせ」や「朝」といった曲などが試聴&フリーダウンロードできます。SoundCloudもあります。
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