ポール・マッカートニーって、こんなにも人の琴線に触れるメロディをたくさん書いてきたんだな。凄すぎ。もしかして彼は天才なんじゃないかと思いましたよ。2013年の来日公演に続いて、おいらが観に行く日は「あの娘におせっかい」を演奏してくれる優しいポールさん。
東京ドームでポール・マッカートニーの歌う「Carry That Weight」を聴いて、彼の一貫した「覚悟」に改めて感動した。ビートルズの実質的なラスト・アルバムである『Abbey Road』に収録されているこの曲は、バンドの終焉を自覚したポールが「ずっとその(=ビートルズの)重荷を背負っていくことになるんだ」と綴った、とても重い意味を持つナンバーだ(「重荷」が比較的少ないと思われるリンゴのヴォーカルが前面に押し出され、彼が他のメンバーに歌いかけているようにも聞こえるのが何とも象徴的)。その後、ジョンもジョージも途中で脱落していったけど(ジョンなんてまさにその「重荷」に殺されたわけで)、ポールは50年近くに渡ってその重荷と正面から向き合い続けて、今もこうやってスタジアムで歌っている。そのタフな姿に強く心を打たれた。
