踊るロイシン・マーフィー特集。
「Let Me Know」のPVがあまりに素晴らしかったので、1999年の「Sing it Back」から時代順に彼女のダンス遍歴を紹介していこうと思う。
Moloko - Sing it Back
言わずと知れたクラブ・アンセム。今と比べると比較的マトモだけれども、プロに振り付けされた踊りではないので、やっぱりどこか変。
Boris Dlugosh feat. Roisin Murphy - Never Enough
意外に見落とされがちなのがボリス・ドゥルゴッシュのこのシングル。サウンドは意外と現在のソロ路線に近かったりして。たぶんPVの監督はスタイリッシュな作品を撮ったつもりなんだろうが、ロイシンの変な踊りのせいでその範疇を超えてしまっているという。素晴らしい。
Moloko - Familiar Feeling
00年代最高のポップ・アルバム『Statues』からの1stシングル。ここでの踊りは正統なノーザン・ソウル・ダンスなんだが、『赤い靴』とブルース・リーのポスターが一緒に貼ってある部屋ってどんな部屋だよ!
Moloko - Forever More
『Statues』からの2ndシングル。ロイシンのキテレツな踊りをプロのダンサーに模倣させるという無謀なPV。この頃のロイシンがたぶん一番太ってますな(そういえば妊娠の噂があったりもしたんだった)。
Roisin Murphy - Sow Into You
ロイシンの1stソロ・アルバム『Ruby Blue』はモロコの諸作に比べるとイマイチな内容だったけれども、このPVは素晴らしかったですね。やっぱりこの人は変な踊りを踊ってナンボだと思ったことだった。
MOLOKO live - BEST OF 11000 Clicks
ロイシンの踊りが堪能できるという意味では、モロコのライヴDVD『11,000 Clicks』も必見。薔薇も食べるでよ。