「原島“ど真ん中”宙芳の選曲呑み屋物語」の第一回、超楽しかった! 後半になるにしたがってミチヨシさんのざっくばらんとした素敵な人柄がどんどん出てきて最高でした。楽しすぎて、自分は翌日朝が健康診断だったのに痛飲してしまいました。しかし、まさか「夢追人」のライヴ初披露の場が東武練馬のむさし乃になるとは。今後は(人数限定で)一般客も入れて開催していきたいみたいなんで期待しております! ゲストにも期待できるし、これは要チェックですな。諸々の権利関係でアーカイヴ化は難しいみたいなんでリアルタイムで見るべし!
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ジョン・ボーナムのドラムの話で自分が書いておきたいのは、70年代のドラム・サウンドってかなりデッドな音色になっているものが多いんだけど、レッド・ツェッペリンはあまりその流れには沿っていないということ。むしろジョン・ボーナムのゴーストノートを活かすようなサウンドで仕上げられていることが多いのが彼等のリズム/グルーヴの強力さに繋がっていると思う。ブレイクビーツの超大定番の「When The Levee Breaks」はその典型例。
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ドレイク・ドレマス(『今日、キミに会えたら』)の最新監督作『Endings, Beginnings』は、『アドリフト 41日間の漂流』も素晴らしかったシャイリーン・ウッドリーが主演で、彼女がR.E.M.の「Losing My Religion」を歌うシーンが素敵。そしてスペシャル・サンクスとしてアントン・イェルチンの名が真っ先に挙げられておりました。ドレイク・ドレマスの前々作『私とあなたのオープンな関係』はアントンの死がきっかけとなって作られた作品だったし、フェリシティ・ジョーンズもいまだにアントン・イェルチンについて深く語れる状態にはなっていないそうだし、『今日、キミに会えたら』組に彼の急死が与えた傷は想像以上に深いものなのかもしれない。
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『海底47m 古代マヤの死の迷宮』を観たらアズテック・カメラの「Somewhere In My Heart」が大フィーチャーされておりました。『ノット・オーケー』に続いて今年2回目。「青春の名曲」として再評価の予感が。
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ジョン・ボーナムのドラミング解説動画、ちゃんとした日本語字幕が表示できるようになってたんすね。これを見ると、どうして彼のビートがヒップホップの人達に頻繁にサンプリングされるのかが非常によく分かる。ここでも解説されてるけど、自分がレッド・ツェッペリンで一番好きな曲はやっぱり「The Wanton Song」かな。レッド・ツェッペリン流のハード・ロック・ファンク。