2022年6月4日(土)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.18」を開催します。今回は英国産のゲイ映画クラシック『とても素敵なこと -初恋のフェアリーテール-』と、シェーン・メドウズが『THIS IS ENGLAND』組を再起用して撮り上げた『サマーズ・タウン』を上映いたします。前売チケットはPeatixで販売中です


2022年9月3日(土)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.19」を開催します。今回はアメリカ探訪映画の傑作を2本立てでお届け。アメリカのコメディ映画史上に残る名作『ゴー!☆ゴー!アメリカ/我ら放浪族』と、ウディ・ガスリーの自伝を映画化した『ウディ・ガスリー/わが心のふるさと』を上映いたします。前売チケットはPeatixで販売中です


マフスのキム・シャタックの追悼記事をローリングストーン ジャパンに執筆しました


メアリー・ルー・ロードの「Lights Are Changing」のオリジナルなどで知られるべヴィス・フロンドのポップな楽曲のみを集めたベスト・アルバム的プレイリスト『Pop Essentials of The Bevis Frond』を作成しました。


サム・フリークスの場内BGMのプレイリストを作成しました。毎回上映作品と絡めた選曲をしています(最新のものに随時更新していきます)。


「ダム・インク(Dumb Inc.)」名義での活動も。
バンドキャンプで「隣り合わせ」や「」といった曲などが試聴&フリーダウンロードできます。SoundCloudもあります。


★★★★★=すばらしい ★★★★=とてもおもしろい ★★★=おもしろい ★★=つまらない ★=どうしようもない

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You Am I/The Lives Of Others

★★★★★

ピート・タウンゼントの息子も彼等の大ファンであることが判明したユー・アム・アイの11thアルバム。

ニューヨークの小さなスタジオで合宿しながら録音された前作『Porridge And Hotsauce』はローリング・ストーンズ『Sticky Fingers』のスペイン盤をパロったジャケットからも明らかなようにロッキンな内容だったが、本作はコロナ禍においてリモートで録音されたことも影響したのか、かなりシンガー・ソングライター色の濃い内容。ここまでシンガー・ソングライター色が濃いのは3rdアルバムの『Hourly, Daily』以来か。とはいえ、前作からギタリストのデイヴィ・レインもバンドに楽曲提供をするようになっているので、バンドとしての有機的な化学反応も起きており、ほとんどティム・ロジャースのワンマン・バンド状態であった『Hourly, Daily』とはまた違った味わいがある。

「これは彼の最高傑作じゃないかもしれない/でも曲を聴きながら涙がこぼれていた」という歌詞でウォーターボーイズマイク・スコット(「The Whole of the Moon」!「I Can See Elvis」!)への愛を歌った冒頭曲「The Waterboyからして、いまだに彼等が大のロックンロール・ファンであることが伝わってきて、その瑞々しさに感動させられることしきり。この曲の歌詞は、音楽が大好きでそれを追い続けている人間の偽らざる心情であり、自分が本作に対して抱く感情も同じようなものだ。そして「DRB Hudson」ではザ・フーのようなギターのカッティングもここぞとばかりに飛び出してきて嬉しくなる。一生ついて行きます! 全12曲46分。