2020年9月6日(日)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.9」を開催します。今回の裏テーマは「原点回帰」ということで、『ブルックリン最終出口』と共にジェニファー・ジェイソン・リーの黄金期の幕開けを告げた傑作『マイアミ・ブルース』と、本イベント名の由来ともなった青春映画の傑作『サム・フリークス』の2本立てです。前売チケットはPeatixで販売中です


2020年12月20日(日)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.10」を開催します。『ゴーストワールド』の元ネタであり、元祖『エイス・グレード』かつ元祖『ブックスマート』かつクリスマス映画でもある『マリアンの友だち』と、ロック映画の金字塔『タイムズ・スクエア』の2本立てです。前売チケットはPeatixで販売中です


マフスのキム・シャタックの追悼記事をローリングストーン ジャパンに執筆しました


「ダム・インク(Dumb Inc.)」名義での活動も。
バンドキャンプで「隣り合わせ」や「」といった曲などが試聴&フリーダウンロードできます。SoundCloudもあります。


★★★★★=すばらしい ★★★★=とてもおもしろい ★★★=おもしろい ★★=つまらない ★=どうしようもない

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Echo In The Canyon』はジェイコブ・ディランをナビゲーターに、1960年代のローレル・キャニオンにおけるフォーク・ロック・シーンの功績を追ったドキュメンタリー。本作を観ると、ビーチ・ボーイズバッファロー・スプリングフィールドすらをも差し置いて、(その後のギター・バンドへの影響力の大きさも含めて)バーズがやはり別格の存在であったことがよく分かる。いち音楽ファンの立場から彼等を讃えまくる故・トム・ペティの姿も印象的。まあ彼の音楽って、まさにこの時代のローレル・キャニオンの申し子って感じだったもんな。そして余計なことは語らずにギターを弾くだけで場をかっさらっていくニール・ヤングが最高。ローレル・キャニオンにはピーター・トークとミッキー・ドレンツも住んでいたので、モンキーズの話もちょこっと出てくる(そもそもピーター・トークとスティーヴン・スティルスは無名時代からの親友だ)。

あと、ジャック・ドゥミが『ロシュフォールの恋人たち』の次に撮った『モデル・ショップ』(『ローラ』の続編)が、当時のローレル・キャニオンを正確に捉えた非常に音楽的な映画であるということで高く評価されておりました。

ジーナ・スペクターやベックやキャット・パワーといった豪華面子が参加して当時の名曲をカヴァーしたサウンドトラックも素敵な内容っすよ。