2019年10月20日(日)に渋谷ユーロライブにおいて、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.6」を開催します。上映作品は児童映画クラシック『若草の祈り』と、文芸映画版『マッドマックス 怒りのデス・ロード』というべき大傑作『わが青春の輝き』の文芸フェミニスト映画2本立てです。前売チケットはPeatixで販売中です


「ダム・インク(Dumb Inc.)」名義での活動も。
バンドキャンプで「隣り合わせ」や「」といった曲などが試聴&フリーダウンロードできます。SoundCloudもあります。


★★★★★=すばらしい ★★★★=とてもおもしろい ★★★=おもしろい ★★=つまらない ★=どうしようもない

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映画『マーダー・ミステリー(監督:カイル・ニューアチェック)観賞。★★★★★

 

アダム・サンドラーの新作は『影なき男』シリーズの系譜に連なる「おしどり夫婦探偵もの」。今のアダム・サンドラー映画でも脚本がしっかりしていればきちんと面白くなるという好例で、近年のハッピー・マディソン社の作品の中ではダントツに出来が良いのでとりあえず絶賛しておく。アダム・サンドラーの役名が「ニック」でウィリアム・パウエル風の口髭を付けており、「最後に主人公達が関係者全員を一堂に集め、犯人を名指しする」という作りになっていることからも『影なき男』からの影響は明らかだが、彼の妻を演じたジェニファー・アニストンの役名が「オードリー」って、もしかしてオードリー・ヘプバーン→『シャレード』という連想なんでしょうか。『影なき男』も『シャレード』も、どちらも往年のハリウッドの洒落たコメディ風味のミステリー・サスペンス。今回の『マーダー・ミステリー』もよくよく考えると人が死にまくる物騒な内容ではあるものの、ハッピー・マディソンらしい能天気なユーモアが上手くそれを和らげている。監督は『コミ・カレ!!』や『ゲームオーバー!』を手掛けてきた新鋭カイル・ニューアチェックで、いつものスティーヴン・ブリルデニス・デューガンフランク・コラチといった馴れ合っている監督を起用しなかったことで97分というタイトな仕上がりになった、と思う。

 

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