9月から開始する映画イベント「サム・フリークス」は有料入場者1名につき250円が、虐待を受けたり貧困下にある子供達への学習支援&自立支援として役立てられます。こちらについてはMEEBEEFMと、そこで番組を担当されている日本語ライマーのメテオさん(『DIAMOND』は世界のヒップホップ史上に残る超名盤。動物占いはコアラ)から多大な影響を受けた結果であることをここに記しておきます。
人助けは聖人君子にだけ許された行為にあらず。僕はそう考えます。「サグの恩返し」みたいなことがあってもいいじゃないですか。そういう人ほど「元・生きづらさを感じつつもサバイブしてきた子供」だったりしますし、痛みを知っているからこそ持てる子供たちに対する眼差しだってあるかもしれません。(中略)何が言いたいのかというと、多様な表現者が、自由に自己表現して、それによって救われる子供がいる。そんな状況を作りたいということです。
色んな面白い映画が上映されて、それを観る人がいて、それによって救われる人がいる。そういう状況になればいいとおいらも思っているだけです。救うのも救われるのも、1人1人の全ての人間が当事者であるという仕組みと意識の上映イベントです。
こういう形式のイベントをやろうと思ったのは、たぶん自分が一番辛い時に誰も助けてくれなかったという想いと経験があるからだと思います。おいら自身も1日500円の食費で生活していて全然楽じゃないけれど、人が自分と同じような気持ちを味わうのは嫌だし、そういう人が1人でも減ればいいと思っているので。あと、楽じゃない生活だけど楽しく生きていきたいと思っているので。