今秋開催の「ほぼ丸ごと未公開! 傑作だらけの合同上映会」で上映される、おいら提供の3作品の予告編が公開されましたー。内容は自信を持ってお勧めする傑作揃いなので、騙されないから騙されたと思ってぜひぜひ観に来てくださいー。チケットなどについての詳細は追って発表される予定でーす。
2008年 英国インディペンデント映画賞 主演男優賞・監督賞・脚本賞ノミネート
監督:シェーン・メドウズ
脚本:ポール・フレイザー
出演:トーマス・ターグーズ、ピョートル・ヨガイラ
http://www.imdb.com/title/tt1172206/
英国青春映画の名作『THIS IS ENGLAND』の製作・出演陣が再集結。故郷を飛び出してきた身寄りのない少年と、友達のいないポーランド人の移民の少年の交流を描いた青春映画で、『THIS IS ENGLAND』のやるせない後味とは対照的に、シェーン・メドウズの優しさが素直に発揮されている隠れた逸品。『明日へのチケット』のケン・ローチ編に通じる味わいもある。
2014年 サンタ・バーバラ国際映画祭 パナヴィジョン・スピリット・アワード/インディペンデント映画賞ノミネート
監督:アンドリュー・フレミング
脚本:スティーヴン・ゾットナウスキー
出演:エヴァン・レイチェル・ウッド、スコット・ スピードマン、J・K・シモンズ
http://www.imdb.com/title/tt2355495/
『ザ・クラフト』や『キルスティン・ダンストの 大統領に気をつけろ!』などを手掛けてきた青春映画の名匠アンドリュー・フレミングの最新監督作品で、2006年のドイツ映画祭で上映されたティル・シュヴァイガーの監督・脚本・主演作『裸足の女』のハリウッド版リメイク。借金まみれの男と精神病院を脱走した女。居場所のない2人のロードムービー。エヴァン・レイチェル・ウッドがキャリア史上最高のチャームで観客を魅了する。
2001年ベルリン国際映画祭 フォーラム・オブ・ニュー・シネマ部門 エキュメニカル審査員賞受賞、2001年スウェーデン・アカデミー賞 最優秀貢献賞受賞
監督:ガイル・ハンスティーン・ヨーゲンセン
脚本:ルーカス・ムーディソン、ペーター・ビッロ
出演:マイク・アレマイユ、ミカリス・コウトソグイアナキス、リア・ボイセン
http://www.imdb.com/title/tt0188350/
ルーカス・ムーディソン(『ウィ・アー・ザ・ベスト!』)とペーター・ビッロ(『ストックホルムでワルツを』)の共同脚本によって綴られる、スウェーデンにやって来た不法移民達の逃避行。もともとは全4回・約4時間のTVムービーだったものを131分に再編集した劇場公開版で、スウェーデン・アカデミー賞においても5部門でノミネートされた傑作。ルーカス・ムーディソンのフィルモグラフィー的には『リリア 4-ever』へ向けての萌芽が見られる作品であり、『リリア 4-ever』で描かれているモチーフが幾つも登場する点にも注目。