なんとなくチャールズ・ブコウスキーの「The Laughing Heart(笑う心)」を訳してみた。
君の人生は君だけの人生
くだらない服従なんかにやりこめられるな
よく見てみろ
きっと道はある
どこかに光はある
大して明るくないかもしれんが
それは闇を打ち負かしてくれる
よく見てみろ
神様はチャンスをくれるはず
それを知って
それを掴め
死には勝てないが
ときどき人生は死を打ち負かしてくれる
そのやり方を学んでいけば
きっと多くの光を見つけられるはず
君の人生は君だけの人生
生きてるうちにそれを知っておきな
君は素晴らしい人間だ
神様は歓喜を待ち望んでいる
君の中で
チャールズ・ブコウスキーって「新宿ゴールデン街でクダをまいてそうな作家」というパブリック・イメージが出来上がってるけど、それはすごく的外れだと思う(っていうかブコウスキーって「新宿ゴールデン街でクダをまいてそうな作家」すらも嫌悪してそうだもん*1)。むしろこの人の真骨頂は「どこにも馴染めないはみ出し者だからこそ持っている優しさ」(と「すっとぼけたユーモア・センス」)だと思うっす。『ポスト・オフィス』とかさ。ちなみにこの詩を基に作られた曲がノア&ザ・ホエールの「Life Is Life」なのだった。