続きましては2007年の音楽ベスト20。
01.Helen Love 『It's My Club And I'll Play What I Want To』
02.The Queers 『Munki Brain』
03.Roisin Murphy 『Overpowered』
04.Bruce Springsteen 『Magic』
05.マキシマム ザ ホルモン 『ぶっ生き返す』
06.Paul McCartney 『Memory Almost Full』
07.Jack Penate 『Matinee』
08.Sugababes 『Change』
09.Kylie Minogue 『X』
10.Idlewild 『Make Another World』
11.Ray Davies 『Working Man's Cafe』
12.T.I. 『T.I. vs T.I.P.』
13.Ginger 『Yoni』
14.8 Ball & MJG 『Ridin High』
15.Rooney 『Calling The World』
16.Goodings Rina 『大都市を電車はゆく』
17.UGK 『Underground Kingz』
18.John Doe 『A Year In The Wilderness』
19.Kate Rusby 『Awkward Annie』
20.Coconut Records 『Nighttiming』
ヘレン・ラヴは文句無し。クイアーズの『Munki Brain』はたしかに傑作なんだけど、楽曲の質は前作『Pleasant Screams』の方が上なだけに、残念ながら1位獲得ならず。「2007年を代表するポップ・アルバム」という意味でならばロイシン・マーフィーの『Overpowered』を筆頭に挙げたい。
ブリル・ビルディングから生まれた数々の楽曲や、アバやTLCなどを聴くと、いつもそのポップ・ソングとしての完成度の高さにひたすら打ちのめされるんだが、シュガーベイブス『Change』とカイリー・ミノーグの『X』はまさにそんな思いをこの2007年に味あわせてくれた。
今年はズーイー・デシャネルの初アルバムやレディー・ソヴァリンの新作、ジェイムズの再結成アルバムなどに期待したいね。